撮影レポート

「桃とキジ」撮影現場を密着取材!

2016.08.24

表町商店街

岡山ロケ5日目は、岡山市中心部にある「表町商店街」の帽子店での撮影です。
岡山市北区表町の桃太郎大通りから国道250号に至る総延長 1 km 以上を、8つのアーケード商店街が連結している古くからある繁華街です。
中四国に店舗を持つ老舗百貨店「天満屋」の北側に位置する、老舗の帽子店「万京」が舞台になりました。
奥に長い店内に、カメラ用のレールが敷かれ、撮影の準備が始まります。
ここでは、桃の母親、小島百合音役の手塚理美さんが登場となりました。
手塚さんと言えば「ふぞろいの林檎たち」「男女7人秋物語」で一世を風靡し、数々の映画やドラマ出演で、現在まで不動の人気を誇る大女優さんです。

カメラを通して、長年の女優経験を感じる安定した演技をされ、どの角度から見ても、美しい手塚さんでした。
ご自身のブログでも、ロケで訪れた岡山の様子を書いてくださってました。

午後の撮影は、ストーリーの冒頭部分。
桃が、表町にある実家に帰ってくるシーンから・・・。

表町の賑やかな日常の雰囲気を再現するために、エキストラさんがたくさん集まってくださいました。
役者さんが準備に入られている間、エキストラの方々の練習が行われました。

映画を見ていると「ただの通行人」と見えてしまいますが、助監督から歩き始める場所や、タイミング、誰と一緒に歩くのかなどの細かい指示によって作られています。

一連の動きが決まると、櫻井さんがスタンバイ。
そのシーンの櫻井さんは、まさに休日の女優を想像させる出で立ちでした。

その後、母親の百合音とキジ、桃の3人のシーンでは、昔からの関係まで見えるような緻密な演技に、作品の「役」へ魂が込められていくのを感じました。

続いては、亡き桃の父親、盛太郎を演じる甲本雅裕さんのシーンを撮影していきます。
百合音の回想に出てくる生前の盛太郎と会話を交わすシーン。

モニター越しでも演技の凄みが感じられ、見ているだけで胸から熱いものが込み上げてきました。

そして次に、桃の幼少期を演じる淺岡和花ちゃんの登場です!
ランドセルを背負った姿に、甲本さんを初め、スタッフも「かわいい」「天使」と声をかけ、その愛くるしさからも、現場の張り詰めていた空気が和みます。

本人は緊張した面持ちで本番を待っていましたが、
撮影が始まると「お父さん!」と笑顔で走り出し、小さくても女優さんだなと思わされました。

その後も、監督からの要求を受け何度もテストと本番が繰り返されます。
予定の時間よりかなり押していましたが、監督は納得がいくまで撮りたいという気持ちがとても強い人なのだと、スタッフさんがちらりと漏らした言葉が印象的でした。

本日の最終の撮影は、テアトルアカデミー岡山校にて、幼少期の桃とキジ達の回想シーン。

大勢の大人や機材に囲まれた中での撮影となりましたが、子どもたちは無邪気な姿で、元気一杯!!

本番が始まると、すこし緊張している場面もありましたが、スムーズに撮影が進み、2時間で撮り終えたことには驚きました。
撮影が終わると、「お疲れ様でした。ありがとうございました」ときちんと挨拶をし、「今日は大きな声でセリフ言えた?ボクは今日どうだった?」と母親に尋ねる姿が子役として選ばれた子どもたちの役者魂を感じました。

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