撮影レポート

「桃とキジ」撮影現場を密着取材!

2016.08.27

鬼ノ城〜岡山駅〜表町〜居酒屋〜西川

岡山ロケ8日目は、総社市鬼ノ城からのスタート。
ここは、桃太郎伝説の吉備津彦命による温羅退治の伝承地として知られている、古代の山城です。

吉備高原の南端、見晴らしのいい高台に建てられ、日本100名城にも選定されています。
朝からぐずついた天候でしたが、さすがは晴れの国、撮影が始まる頃にはすっかり天気も回復していました。
この山城から、岡山市内を一望する眺めを見下ろしながらの撮影です。

桃の衣装が、これまではナチュラル系だったのに対し、このシーンでは華やかなプリント柄のキャミソールだったのが、女性スタッフに好評でした。
女優さんの美しさを引き立てる衣装の大切さを感じました。

太陽の日差しや、航空機の通過などの待ち時間に、カメラに向けて笑顔のピースサイン。櫻井さんの人柄を感じる1枚が撮影できました。

そして、俳優さん達が次のロケ地移動に入った後も、セミの声や、その場の臨場感を録音し続ける音声さんのひたむきな仕事ぶりも見て取れた現場でした。

続いては、岡山駅前の噴水広場にて。

ここでは、桃とキジが上京する直前、岡山駅に向かうシーンと、桃が一人、実家に帰るために岡山駅に降り立った、二つの対照的なシーンの撮影でした。

衣装とヘアメイクを変え、一人の女性の大きな変化を演じきっている櫻井さんの演技は見事でした。
実際の映画の中では時系列に編集されるのでしょうが、現場では、撮影のスケジュールや段取りが詳細に組まれているので、一日の中で、全く違う設定の演技を立て続けに要求されます。
それを忠実に演出、演技して世界観を創り出す、映画人の妙技を感じました。

それから、駅前商店街の居酒屋タイムトリップさんでのシーン。
お店の名前通りレトロな外観で、スバルの古い車が店の前に展示してあり、ロケットの形のお店の看板や、提灯・酒瓶が並び、とても雰囲気のあるところでした。

ここでは、息のあったキジ・サル・イヌの3人の演技が古くからの友人関係を彷彿とさせます。
現場は、土曜の夜でごった返す中、スタッフが何度も頭を下げては通行人や車両に停止を促していました。
周囲の居酒屋から漏れ聞こえる「いらっしゃいませ〜」の声が、活気ある岡山の繁華街の雰囲気を出していて、とても良い場面が撮れたようでした。

夕方の休憩を挟んで、最後は、西川での桃とキジの散歩シーン。
ここは、市内中央を流れる西川の両サイドが整備された、遊歩道として市民に親しまれている空間です。
川の上を渡るように歩道が配置され、照明がきらびやかに夜を彩っていました。
街灯や、夜のネオンが背景となって、二人が歩く情景を盛り上げます。
光に照らし出された桃の横顔の美しさにハッとさせられた、夜の撮影でした。

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